エアコンを処分する8つの方法|費用と捨て方を徹底解説
エアコンを長年使用していると、部品が悪くなったり経年劣化が生じたりして、処分を検討すかもしれません。
ただ、エアコンを処分する際は「どのような方法があるの?」「費用はどれくらいかかるの?」と疑問を感じる人もいるでしょう。
本記事ではエアコンを処分する際に押さえておくべきポイントを解説します。
- エアコンの処分方法
- エアコン処分の費用
- 不用品回収業者に依頼するメリットとデメリット
目次
エアコンは家電リサイクル法対象製品
エアコンを処分する上では、家電リサイクル法についても確認しておくべきです。
家電リサイクル法とは一般家庭や事務所から出た家庭用機器廃棄物から有用な部品や材料をリサイクルして、廃棄物を減量するとともに資源の有効利用を推進するための法律です。
エアコンも家電リサイクル法に該当するため、回収業者や家電量販店などが家電メーカーに引き渡す必要があります。
- テレビ(ブラウン菅、液晶、プラズマ)
- 冷蔵庫・冷凍庫
- 洗濯機や衣類乾燥機
家電リサイクル料金と支払い方法
家電リサイクル法により処分する際は、どれくらいの費用が掛かるか、どのような支払い方法があるか、気になる人も多いと思います。
家電リサイクルについて把握しておくとエアコン処分の出費を準備しやすくなります。
それぞれの内容を紹介します。
家電リサイクル料金はいくらぐらい?
家電リサイクルの場合、リサイクル料金と収集運搬の費用が発生します。
エアコンの場合はリサイクル料金が990円〜2,000円(税込)です。メーカーによって価格が異なり、例えばシャープやパナソニック、東芝などは990円ですが、ソニー、ニトリ、アイリスオーヤマなどは2,000円かかります。
自分のエアコンの料金を確認して支払う必要があるため注意してください。
家電リサイクル料金の支払い方法
家電リサイクル料金の支払いは家電量販店などの販売店を経由、または郵便局で支払う2種類の方法があります。
どちらの方法でも価格などは変わらず、自分の状況に適した支払い方法を選択するので問題はありません。
ただ、自治体が指定する場所に自分で持っていくと収集運搬料を節約できるため、少しでも出費を節約したい場合は、業者に頼らず自力で運搬するのも1つの方法です。
エアコンの処分方法8選
エアコンを処分する際は、どのような方法があるのか知っておくのも大事です。
処分の方法は8つあり、それぞれ特徴が異なります。
処分方法によっては自分へのメリットも変わるため、詳しく内容をご紹介しましょう。
- 買い替えの場合は、店舗に引き取ってもらう
- 購入した店舗やエアコンのメーカーに依頼する
- 指定引取所に持ち込み処分してもらう
- フリマアプリやオークションに出品する
- リサイクルショップに持ち込む
- 友人や知人に譲る
- 引越しに伴う処分なら引越し業者に引き取ってもらう
- 不用品回収業者に依頼する
買い替えの場合は、店舗に引き取ってもらう
エアコンを買い換える際は、店舗に引き取ってもらうことも可能です。
エアコンを新しく購入すると、業者は新しいエアコンの設置に自宅や事務所を訪問します。
その際に古いエアコンを処分したいなら、そのまま業者に依頼することで、スムーズに引き取ってもらえます。
処分費用はエアコンを購入する際の費用に含まれているケースが多いので、追加で支払う必要はありませんが、気になるなら念のため確認しておくのが良いでしょう。
購入した店舗やエアコンのメーカーに依頼する
エアコンを購入した店舗やメーカーに依頼して、引き取ってもらうことも可能です。
処分方法は店舗やメーカーに処分依頼した後に家電リサイクル券を発行してもらい、後日業者が自宅まで回収しに来てくれます。
リサイクル料金に加えて収集運搬料、取り外しの手間賃がかかるため、料金を確認しましょう。
指定引取所に持ち込み処分してもらう
不要なエアコンを指定取引所に持ち込むと処分してもらうこともできます。
住んでいる地域によって家電リサイクル対象の処分場所は異なるため、事前に自治体に連絡して確認するのがいいでしょう。
指定場所に持ち込む前に、家電量販店や郵便局で家電リサイクル券を購入して支払いを済ませておく必要があります。
フリマアプリやオークションに出品する
フリマアプリやオークションにエアコンを出品して、売ることも可能です。
買い手が見つかれば、そのままエアコンを売却できるため処分にかかる出費を抑えるだけでなく、収入を得ることも可能です。
しかし、フリマアプリやオークションで買い手が見つからなくては、ずっと処分できず放置することになります。
また、買い手が見つかった際に自分でエアコンを取り外して梱包し、発送しなくてはいけないため手間もかかるでしょう。
リサイクルショップに持ち込む
不要なエアコンはリサイクルショップに持ち込んで、処分してもらうことも可能です。
エアコンが買取可能対象であれば、処分費用はかからずリサイクルショップ側が取り外しもしてくれるため手間もかかりません。
ただ、エアコンの使用年数が5年以内、製造年数10年以内であることを買取条件としているショップが多いため、古いエアコンの場合は買取りが難しいと覚えておきましょう。
友人や知人に譲る
不要なエアコンを友人や知人に譲ることもできます。
もし、エアコンを譲ることができれば、業者への費用がかからないので、処分代を大きく節約できます。
もし、自身や友人がエアコンの取り外しと設置ができるなら工賃もかからないため、無料で引き取ってもらうこともできるでしょう。
ただ、友人や知人に譲る際はタイミングもあり、古いエアコンだと誰も欲しがらない可能性もあります。
誰かが欲しがっているようであれば相談できますが、押しつけや過度な期待はやめましょう。
引越しに伴う処分なら引越し業者に引き取ってもらう
引越しをするのと同時にエアコンを処分してもらいたいなら、業者に引き取ってもらうこともできます。
事前に引越し業者に不要なエアコンがあるので引き取ってもらいたいことを伝えれば、そのまま引越し作業と共にエアコンも取り外してくれるため、手間がかかりません。
業者によっては無料で処分してくれる場合もありますが、オプションとして追加費用を取られる場合もあるため確認しておきましょう。
不用品回収業者に依頼する
不要なエアコンは、不用品回収業者に依頼して処分してもらう方法もあります。
不用品回収業者に任せれば、電話やメールでの依頼後、最短即日で自宅まで来て回収してもらえる場合もあります。
エアコンの取り外しも行ってくれるので手間がかからず、回収料金のみでリサイクル料金や運搬費などもかかりません。
料金が気になるなら見積もりを取り、予算内で回収できるか確認してから依頼しましょう。
エアコン処分にかかる料金相場
エアコン処分にかかる料金相場はどれくらいなのか、あらかじめ知っておきましょう。
エアコン処分にかかる費用は方法によって変わり、状況によっては節約できるケースもあるためです。
それぞれの料金相場は以下の通りです。
自分で処分する場合 | 990円〜 |
---|---|
家電量販店に依頼した場合 | 6,000円〜12,000円 |
不用品回収業者に依頼する | 15,000円〜 |
自分で処分する場合は家電リサイクル券の購入のみで1番費用を節約できます。
家電量販店はメーカーや店舗により異なりますが、相場として6,000〜12,000円ほどになるはずです。
不用品回収業者は価格が割高ですが、トラックに乗り切る分であれば他のものも回収してもらえるので、エアコン以外に多数の廃棄物がある場合に利用をおすすめします。
エアコンは自分で取り外すことができる?
エアコンを取り外す際は知識が必要です。
配管や室外機との関連性において知識がある人の場合は自分で取り外すことも可能ですが、手探り状態で行うなら怪我をするリスクやトラブルを招く可能性が高いのでやめておくべきです。
また、エアコンの取り外しは専用の工具も必要で、室外機も重量があるので自分1人で作業するのは難しいでしょう。
エアコンの処分を不用品回収業者に依頼するメリット
エアコンの処分を不用品回収業者に依頼すると、どのようなメリットがあるのか把握しておきましょう。
メリットが分かれば前向きに利用を検討できます。
3つメリットがあるため、それぞれの内容を紹介します。
メリット①取り外しから回収・処分まですべてお任せできる
不用品回収業者に依頼すると取り外しから回収、処分まで全て任せられるため自分は何もせずに済みます。
依頼日に不用品回収業者が必要な工具や処分までの運搬も全て行ってくれるため、自分は自宅で見守っておくだけで大丈夫です。
時間もかからず1台であれば1時間もかからず取り外してくれるため、スピーディーに処分できるでしょう。
メリット②自分の都合に合わせて処分できる
不用品回収業者は自分の都合に合わせて処分も行えます。
自治体に依頼した場合は回収まで何週間も待たなくてはいけないケースが多く、自分の計画通りに処分できません。
しかし、不用品回収業者だと当日でも回収に来てもらえることもあり、手早く処分してもらうことが可能です。
スケジュール通りに行動したい人は依頼を検討しましょう。
メリット③エアコン以外の不用品や粗大ゴミもまとめて処分できる
不用品回収業者はエアコン以外に、他の不用品や粗大ゴミもまとめて処分できます。
不用品回収業者は運搬量によって価格が設定されているため、エアコン以外の他の電化製品や別の粗大ゴミがある場合に一緒に処分してもらえれば、手間が削減できるだけでなく費用を節約することも可能です。
粗大ゴミと合わせた方が得になるケースも多いため、考えてみましょう。
エアコンの処分を不用品回収業者に依頼するデメリット
エアコンの処分を不用品回収業者に依頼するのはデメリットもあります。
どのようなデメリットがあるか把握しておくとリスクを抑えることができます。
以下のようなデメリットに注意しましょう。
デメリット①エアコン単品の依頼になると割高になるケースが多い
上記でも紹介した通り、不用品回収業者はトラックの運搬量で価格設定しているケースが多く、1つの依頼で10,000円を超える場合があります。
そのため、エアコン単品の依頼だと価格が割高になります。
エアコン以外に粗大ゴミや不用品を処分するならお得になるケースも多いので、複数の物を処分してもらうときに依頼するのがおすすめです。
デメリット②業者選定に時間や手間がかかる
不用品回収業者によって、料金設定やキャンペーン内容などは異なります。
少しでも良い条件で依頼したい場合に相見積もりによる業者選定は必須ですが、時間や手間がかかるでしょう。
調査するのが煩わしくなるケースもあるため、選定業者は3つほどに絞って比較するのがおすすめです。
デメリット③悪徳業者とトラブルになる可能性がある
不用品回収業者の中には、悪徳業者も存在するため注意すべきです。
悪徳業者に依頼すると大きなトラブルにつながり、エアコン処分どころでは無くなる可能性もあります。
特に以下の特徴に注意すべきです。
- 住所など詳細な会社情報がない
- 費用が分かりにくい
- 業者の対応が悪い
住所が無い業者や費用が分かりにくい業者、また対応の悪い業者は、どれも信頼性という点で不安を感じます。
このような特徴が1つでもあれば、別の業者に依頼するようにしましょう。
エアコンを処分するなら不用品回収センターがおすすめ
エアコンを処分するなら、不用品回収センターの利用がおすすめです。
不用品回収センターの詳細
- 業界最低価格
- 満足度98.3%
- 最短で即日対応
特徴 | 格安回収&高価買取 |
---|---|
料金 | 4,900〜10万円 |
回収可能な不用品 | 家電、家具、バイクなどの趣味など |
買取制度 | 有 |
電話番号 | 0120-949-966 |
公式HP | http://kurashitest.site/ |
不用品回収センターはいろいろな特徴があります。具体的には立ち会い不要サービスなどがあり、現場での立ち会いも不要です。
仕事などで忙しい方も、作業の時間帯に自宅にいる必要はありません。
また、追加料金もかからず見積もりのみの料金なので安心です。
24時間365日受付しているのでお気軽にお問合せください。
エアコンの処分に関するよくある質問
エアコンを買い替えるタイミングは?
エアコンを買い替えるタイミングは購入してから約10年ほどです。
古くなるとエアコン自体に、水漏れや異音などのトラブルが生じます。
異常が生じた場合はエアコンを買い替えるようにしましょう。
複数台あるエアコンを取り外し処分する場合のおすすめの処分方法は?
複数台のエアコンを取り外すなら、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
不用品回収業者はエアコンの取り外しについて知識やスキルがあり、スムーズに対応してくれます。
また、トラックの荷重によって価格も決まるため、1台も複数台も料金が変わらない場合があります。
台数が多いなら不用品回収業者に見積もり依頼してみましょう。
エアコンを無料で処分する方法は?
エアコンを無料で処分する方法は、買取りしてもらう方法です。
フリマやオークションサイトで買い手が見つかれば処分費用はかかりません。
またリサイクルショップでの買取りも無料で処分できる可能性があるので考えてみましょう。
【まとめ】エアコンは正しい方法で処分しましょう
エアコンを処分するときはいろいろな方法がありますが、おすすめは不用品回収業者に依頼する方法です。
依頼する前にポイントをしっかり把握しておけば、最適な方法になりお得になります。
まずは見積もり依頼して価格の確認を行ってください。